2004年 ポルトガルの旅 1 
2004年9月8日~10月3日 Narita→France,Paris→Spain,Madrid→Portugal,Lisbon→Port→Coinbra→
 Evora→Lisbon→Spain,Madrid→Jaen→Granada→Sevilla→Cordoba→Jaen→Madrid→
 France,Paris→Narita
 
   9月10日 (金) リスボンの空港からホテルまでタクシーに乗る。20分足らず。
 ホテル前にバスが停まっていたので、少し手前で降りた。
 何と空港からホテル間往復の料金を請求された。ガイドブックに空港
 タクシーに注意とあったが、注意の仕様がない。断固拒否。
 無理やり10ユーロ渡したがそれだって多すぎた。気を取り直して
 路上に置いた荷物を運ぼうとした。あれ?ない!妻もやり取りに
 加わって荷物に目が行かなかった。盗られたか?遠くでボーイが
 手を挙げた。いやーこれにも驚いた。激しくやり合っている客と
 ドライバーに何の声掛けもしないで、荷物を運ぶ。確かにどこの国でも
 悪徳ドライバーは日常茶飯事で、いちいち介入しきれないだろうが。
 
 午後リスボンの街を散策した。ホテル チボリはメインストリートの
 リベルダーデ通りに面している。通りはテージョ川に向かってなだらかなスロープだ。ロシオ広場にはドン ペドロ4世像がある。
 更に川の見えるコメルシオ広場まで歩いた。そこで市内観光のダブルデッカーに。バスは繁華街を回ると、スロープをゆっくり上る。
 フィゲイラ広場、ロシオ広場、ロシオ駅、我々のホテル前を通りポンバル侯爵像の広場を右折、サルダーニャ、カンポベケーノ、
 闘牛場を一回りして、エスパニヤ広場へ。この辺りはかなり高所で、街並みの向こうにテージョ川が見える。もう一度ゆっくり来たい。
 ここからまたゆるゆる下り、来た通りとは別の通りを行って、ラト広場、エストレーラ聖堂、国立古美術館の横を通ると、もうテージョ
 川に突き当たる。川を左に見ながら進むと、発見のモニュメント、更にベレンの塔がある。ここで我々を下ろして、バスは引き返して行く。
 大体の市街図が頭に入り、発見のモニュメントをじっくり見た。1960年にエンリケ航海王子の500回忌を記念して建造されたとある。
 ベレン駅まで歩いた。無人駅で自販機が故障。車内で切符が買えると思い、乗り込んだ。市電の駅3個の距離だ。次が終点のころ、
 検札が来た。上りホームの自販機が壊れていたら、下りホームの自販機で、なぜ買わなかったのかと言い張る。彼は終点駅の自販機で
 我々に切符を買わせパンチを入れて、今回だけは許すと言った。自販機が壊れていたら、他の自販機を探す…当たり前のことのようだが、
 これまでやったことはなかった。
 
 
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