写真 台湾一周の旅(2012年1月6日〜12日)

  病後、初めての旅。ルックJTBのおまかせツアー。
  夫婦二人に現地添乗員とドライバーだ。宿も時間も
  行程も、すべてお決まりだ。

  初日は台湾屈指の景勝地、太魯閣(タロコ)峡谷。
  花蓮から車で1時間半。峡谷奥へは行かず、入り口辺りで  
  峡谷を眺め、引き返した。近くの土産物店に入る。
  北投石(放射性微量元素を含み、疾病に効能があるとされる
  鉱物)と金線入りパワーストーン,それぞれ高額な
  ブレスレットだが、店員に勧められるまま買って、
  すぐに着けた。たちどころに力が漲って、何でも持てる
  ようになったら、安いものだ。足環も欲しいところだ。



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  花蓮から花東公路(海線)を走り、知元泊。
  南廻線を行き、台湾最南端の鵞ラン鼻(ガランピ)で
  バシー海峡を眺め、少し戻り、高雄泊。

  高速鉄道で台南から台中へ。更に車で、台湾中央部に
  位置する日月湖へ。風光明媚な景観は台湾八景の一つである。
  高台のフローデ シン ホテルは部屋からの眺めも
  さることながら、屋上テラスの朝食会場はまさに絶景。
  6時半という設定時間は、我々にとって早朝だが、
  朝食会場には、我々二人だけ。
  優雅な朝食となった。
  



 
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  日月湖を船で一周して、再び台中から高速鉄道で台北へ。
  車で「淡水」へ。河岸をぶらつき、名物の魚のすり身
  だんごや長ーいソフトクリームを食べる。そして
  夕食は、100年以上の歴史があるという、赤レンガの
  建物、「紅楼」。100段の階段を上ったところにあった。

  車で背後の山道を行き、店の裏手から入ることになった。が、
  下車して店まで、ぬかるみのでこぼこ道が、かなり遠い。
  レトロな雰囲気が売りだというが、湿った空気のコーナー。
  客は我々のみ。出された料理も拍子抜け。

  無理矢理旅に誘った妻に、怒り爆発、「もう動けない!
  帰らない!」帰らないと言ったって…妻も頭をかかえた…
  裏山の道は到底歩けない…100段下りるしかない!「10段下りてみようよ!」はるか下まで階段両脇にライトが光っている。
  10段、そして休憩。また10段、休憩。10回繰り返した。
  

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  昨日の「九フン」も、石畳の道は難儀した。
  夕食を終えて石段の下り、折からの小雨の中、
  車道まで下りるのに、疲労困憊。

  今日は故宮博物院。白と緑が美しい「翠玉白菜」。
  彫刻の前は何時も人垣がある。一目見て、側の
  椅子へ。妻は念願の青銅器、毛公鼎を見に行ってしまった。
  日本での展示には人だかりになるが、ここには
  誰もいない。飽かず眺め入ったという。

  (反省) これからはおまかせツアーではなく、観光地
  も極力少なくして、ゆったりのんびり行くことにしよう。
             (台湾旅行記より)