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4人旅行ーその7,鳥取県米子市皆生(かいけ)温泉ー華水亭(2025年7月3日~5日)

  7月3日 
   稲毛駅前からリムジンバスに乗る。次女が一緒だ。ANAの発着する羽田空港第2ビルまで1時間。羽田で長女と合流。羽田から
  米子まで1時間20分のフライト。今は「鬼太郎米子空港」の愛称でよばれている。タクシーに乗り込み皆生温泉へ。約30分。
  … ここで一気にback to the past.80年前へと記憶は跳んだ。東京都江戸川区平井在住、小松川第三国民学校2年生。
  第二次世界大戦の戦況悪化に伴い、3年生以上は親元を離れ、福島県に学童疎開。1,2年生は親と共に東京を離れることに。
  私は両親の故郷、米子上福原村の小学校に転校した。そう、全校生徒でこの道を歩いたことがある。当時は大篠津空港と言った。
  学校から往復何時間かかったのだろう?空港に着くと横一列になって塵や小石を紙袋に拾った。マッカーサーが来るというので。
   担任の先生は長い釣り竿を持っていて、答えられない子の頭上を釣り竿が舞った。帰り道、いじめっ子達はその釣り竿の数だけ
  「東京もん」の私を殴った。ある時ふと6年生の従兄弟の名を口にした時、様子が一変した。殴るどころか、一目置かれるように
  なった。
   …「着きましたよ」の声に我に返る。別館の4階。ガラス戸一面日本海だが松の木が邪魔か。海の温泉は80度と高温だ。前の夜
  湯を張って、翌朝入るとツルツル、ホカホカですよと、宿の人が教えてくれた。なるほど、なかなか良い。朝,晩ともこの部屋で海を
  見ながらの食事。これも好かった。
  

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  7月4日
   米子から特急スーパー松風8号で鳥取へ。約1時間。砂丘へ行くと言ったら、宿の人がみんな首を傾げた。例年通り今年も
  猛暑で恐らく砂の中は50度以上でしょう。熱中症にくれぐれも気を付けてと送り出された。砂丘ビジターセンターで砂丘OKの
  車椅子を借りた。なるほど大きなタイヤだ。押したり引っ張ったりできる。木道が上へと続いている。見晴らしの良い所に天幕が
  垂らしてある。その下で涼を取ると、もう出られない。娘達は馬の背という小高い丘を目指して歩き始めた。かなりの人の姿も
  ある。そこから見る日本海は?だが、この炎天下、心配しながら30分は待った。傍らでらくだが人を乗せたり、横に立たせたり、
  写真に納まっている。首巻タオルがしぼれるよと、二人は茹で蛸になって戻って来た。猛暑の砂丘、無事でよかった。
   5日は10時のcheck outを12時に延長して、ゆっくりホテルを出た。3時のフライト、5時のリムジン、帰宅は6時頃だろう。
  タクシーでホテルから鬼太郎米子空港へ行く前に、旧上福原村をちょっと回ってもらった。日野川の浄水場は今も健在だ。勿論
  建物は違うが、タクシーはぐるッと一周してくれた。浄水場長をしていた祖父の所によく遊びに行った。祖母の笑顔が思わず
  浮かんだ。上福原村の土壁と藁屋根の家々、細いあぜ道はもうない。だが伯耆大山の山並みはこれからもずうっと変わら
  ないよと微笑んでくれた。

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