書と染めのハーモニー part 2

古代文字

  私達は気がつくと、すでに文字に囲まれています。漢字とかな文字。
中国漢代の文字を、前漢の頃だろうか、後漢の頃だろうか、私達の遠い祖先は
この地で、表記するようになりました。以来、漢字は華麗に形を変えて(楷、行、草)、
私達の眼前にいつもあります。かな文字は1000年代に日本人が漢字から考案したもの。
どれをとっても学んで尽きぬ文字の道です。
学びの途中で突然ハッとさせられました。--中国は紀元後2000年とほぼ同じくらい
長い、紀元前の歴史がわかっている。その間使われていた文字があった。
それが確証されたのは、なんと100年前の1899年、殷墟の大発掘で。
どんな文字なんだろう?--これが私が古代文字に目を向けた最初でした。

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